私が好きなNHK大河ドラマ 『独眼竜政宗』

大河ドラマ黄金期の代表作『独眼竜政宗』
  
日曜日の夜8:00と言えば、NHK大河ドラマ ご覧になっていますか?

今放送中の『麒麟がくる』で59作目。どの作品が印象に残っていますか

『独眼竜政宗』を思い浮かべた方は多いと思います。

なぜなら、平均視聴率39.7%歴代トップを誇っており、最終回の最高視聴率47.8%を叩き出した作品だからです。

主人公 政宗を演じたのは、今やハリウッドスターになった渡辺謙さんです。

今回は、高視聴率を叩き出した作品『独眼竜政宗』の見どころをご紹介します。

この記事を読み終わったころには、見てみたい、再度見てみたいと思う事でしょう。

ドラマ情報

・タイトル:『独眼竜政宗』
・放送時期1987年(昭和62年)
・回数:全50回

・原作:山岡荘八『伊達政宗』
・脚本:ジェームス三木
・演出家:樋口昌弘 他

・音楽:池辺晋一朗 
・演奏:NHK交響楽団

・出演者:渡辺謙、桜田淳子、北大路欣也、岩下志麻
      西郷輝彦、竹下景子、三浦友和、いかりや長介

あらすじ

 

戦国時代末期から江戸時代初期にかけて活躍した奥州の戦国武将、独眼竜政宗こと伊達政宗の生涯を描いた作品です。

家督を相続後、急速に勢力を伸ばし、一代で仙台62万石の礎を築いた伊達政宗の波乱の生涯を描いています。

天然痘に、幼いころにかかり、片目を失明します。醜い容姿に自信が持てず、母にも疎まれ続けますが、教育係の虎哉宗乙の教えを受け、悟りをひらき自信を取り戻し、伊達家当主になるべく成長をしていきます。

知将片岡小十郎、勇将伊達成美らにも支えられます。 しかし、家督を譲られた直後から悲運に見舞われ、波乱万丈の人生となっていきます。

まず、父を拉致され、政宗が苦渋の決断の末、父を見殺しにします。 そして、小手森城を攻めた時は、女子供かまわず800人斬りをして、虎哉宗乙に見放されます。

小田原参陣を拒み続けたゆえ、豊臣秀吉の怒りをかってしまった為、お家の存続を心配し、弟の小次郎に家督を継がせたい母に毒を盛られますが、あやうく助かります。 その後、弟の小次郎を自らの手で成敗し、母を追放します。

 政宗は小田原参陣遅れをとり、秀吉の怒りを買うが、自ら死に装束を身にまとい、秀吉の面前に登場をするという機転を利かせ、領地は減らされるものの許されます。

その後は、秀吉、家康に仕え、家康亡きあと、秀忠を助け副将軍となり、仙台62万石を治めていきます。

『独眼竜政宗』おすすめポイント3選

①渡辺謙さん演じる『伊達政宗』がかっこよすぎる。

 とにかく、演技も力がはいっていて(はいりすぎ)とても素晴しいです。目力がすごく強く引き込まれます。

まだ知名度も高くない若手だった渡辺謙さんは、目がいいといって抜擢されたとそうです。

また、母に疎まれているが、実は愛されたいという切ない演技も見ものです。

②片倉小十郎(西郷輝彦さん)の忠誠心がすごい。

政宗の守役で、良き相談相手、政宗に意見ができる小十郎。笛の名手で音色が素敵すぎる。

政宗とは正反対の性格で普段は穏やかだが、芯は強い。

秀吉に大名にとりたてると誘われた時も主君は政宗様のみと断る忠誠心。現代社会ではありえない光景にすごいと感動をしました。 この時、中学生でしたが西郷輝彦さんのファンになりました。

③脇役の人たちが主役級の役者が勢ぞろい

とにかく脇役の人たちがすごいです。

秀吉(勝新太郎さん)、家康(津川雅彦さん)、政宗の母(岩下志麻さん)、父(北大路欣さん也)、時代劇初挑戦の三浦友和さん、真田広之さん など。

特に勝新太郎さんの秀吉は出演時間がそれほど長くないものの印象に残っています。

白装束で小田原の秀吉との面会を果たし、正宗が秀吉の小田原城囲いを見たいと言って見せてもらうシーンです。

秀吉が立小便をするので、邪魔な脇差を政宗に渡します。無防備な姿の秀吉を預かった脇差で仕留めようと思えば、できたものの、秀吉はそれをわかって政宗に脇差をもたせました。

秀吉の器の大きさのようなものに、打ちのめされた正宗は、秀吉の脇差を秀吉が用を足す間、捧げ持っていました。

そのシーンを見て、秀吉の迫力を背中で表現できる勝新太郎さん。 すごい俳優だと感じ、感激しました。

若かりし日の後藤久美子さんもかわいいですよ。

おわりに

いかがでしょう。

初回から最終回まで目が離せない展開がつづきます。

是非見ていただきたい作品です。

オープニング映像がこの作品の前までは風景が多かったそうで、『独眼竜正宗』では鎧武者が甲冑を着て現れるのですが、これは初めての試みという事です。

曲も素敵なので、映像と交えて1度見てみてください。

『独眼竜正宗』メインテーマ

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