スカーレット119話の無料動画と見逃し放送配信情報！　喜美子　八郎にサバサバ行こうと言う

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今日は存分に甘えましょう…！大人だって、たまにはいいじゃないですか😚#スカーレット pic.twitter.com/VQNfkmIhCZ

— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) 2020年2月19日

八郎と武志が工房で、八郎が賞をとった大皿を前に話をしている。　当時、どんな気持ちで八郎が大皿をつくったか。

この赤い皿は、八郎が今の武志ぐらいの歳の時に作ったという。

八郎「好きな子がいた。その笑顔がこういう色を引き出した」

武志「お母ちゃんのことか！」

そう言うと恥ずかしくなってきたという武志は、立ち上がって思わず体操を始める。八郎も、恥ずかしくなってきたと言って始めようとする。

住田が誰かを連れてやって来た。

連れてきたのは、昔、押しかけ弟子として、八郎と喜美子の元にいた二人であった。　畑山 順（田中 亨）と稲葉五郎（永沼伊久也）。
首になったあと、釉薬ノートを盗もうとして、三津から取り戻されたあの二人。

梅持参で謝罪する二人組

二人「どうかお許しください！」

二人「お許しください！」

「梅でございます！」

土下座をする二人。八郎が困惑していると、喜美子が来た。そしてまた土下座をする。

住田は後援会の知り合いに頼まれたとのことだった。

ここで稲葉と畑山は、釉薬ノート泥棒の顛末で言い争いを始める。

喜美子「やめ。やめ」

二人はけんかばかりしていたが、なんだかんだで相性がよいようだ。今は和歌山で、二人で言い合いしながらも、工房を持っているとのことだった。

住田「奇遇ちゅうか、たまたま八郎さんもおられて、頭下げることができてよかった」　住田がそうまとめる。

わざわざ和歌山から謝罪のためだけではなくて、信楽の土を買いに来たとのことだった。

二人「土はやっぱり信楽の方がええんで。ほんで・・・」

二人は言葉につまり、お前が言えとおしつけあいに。喜美子はこう言い切りる。

喜美子「なんやの！ 言うて」

相変わらずの…というか、喧嘩するほど仲が良い…？というか…🙄#スカーレット pic.twitter.com/GJT0sPcfNu

— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) 2020年2月20日

元弟子二人は、二年くらいまえから穴窯を作り、自分たちでいろいろ調べてやっているいると明かす。

それを聞く喜美子は、腕組みして、師匠ポーズで対している。。

喜美子「おもろいやろ」

うまく焼けないとのことで、穴窯の構造に問題があるんだろうと、そこまで原因究明でたどり着きつつはあるらしい。

「ほんで・・・喜美子さんの、穴窯を見せてください。川原喜美子先生の焼き方を教えてください！」

彼らは、三日四日ぐらい焼くと言っている。温度はどのくらいか。そう尋ねられ、喜美子はこう返す。

喜美子「うちは二週間焚いてるわ……」

喜美子「しゃ～。ほな、穴窯見せたろ！」

喜美子がそう言うと、反発したのが武志でした。

武志「お母ちゃん。何言うてんねん」

武志「ほんなんよう聞きますね、教えられるようなもんちゃいますよ！」

釉薬の調合を教えるようなもの。企業秘密だと武志は主張する。

[武志の気持ちがわかります。離婚という結果をもたらし、苦労して会得した穴窯のノウハウ。それをそう簡単に他人に伝えてよいものかと]

住田は聞き流していて、その上で、こう話す。

住田「穴窯はそんな珍しいものでもなくなった」

「誰もやらんから注目された。けれども今では他所でも、信楽でもやってる人はいる」

「女性は珍しいけれど」

武志は、さらに反発と無意識の本音を見せる。

武志「珍しい、珍しくない。そういう話じゃない。手の内見せてええんか」

そう反発するものの、喜美子たちは穴窯に向かう。

しかし八郎は穏やかに見送り、武志にこう聞く。

八郎「二週間、今も焚き続けてるんか」

武志「年に四回。毎回火事寸前や」

武志「ははっ、今もそうなんや」

武志は笑えない。

武志「お母ちゃん独自のやり方や。何回も失敗して、ようやくたどりついたやり方や」

八郎はそんな武志に、穴窯のことをようわかってると感心する。

武志「お母ちゃんの穴窯のこと、子どものころからよう見てきた」

「あんなん真似されたらかなわん」　　　止めに行こうとする。

八郎はそうじゃないと、やんわりと、はっきりと否定する。

八郎「もともと、独自の造形力があった。それに自然のまま焼き上げる穴窯いうやり方がうまいことはまったんや。それでええ作品生み出してるんや」

八郎「強い覚悟と、天賦の才能でな」「真似しても同じものはできへん。他のだれにも真似できへんもん作ってる」「心配すな」

そう悟りきったように八郎は語る。

喜美子は、穴窯の中を見せていた。傾斜が15度ときついこと。引きを強くしているが、煙道を煉瓦で塞いで口を狭くしていること。
そういうことを明かしていた。

喜美子は自身で、誰にも真似できないという自信があればこそ、手の内を見せているのだろう。

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武志　離婚の原因を喜美子に問う

●台所と居間

喜美子が夕食の支度をしていると、武史はなぜ別れたのかを喜美子に訊く。子供の頃「武志のことも、お父ちゃんのことも大好きや」と喜美子が言っていたことを覚えているという。すると突然信作を呼ぶと武志が言い出す。3人で食事するのが気まずいからという。

武志「なあ、お母ちゃん、なんで別れたん？」

「俺な、お金のことでもめてるんやと思ってた。穴窯やるやらんでもめてたの知ってたし、借金してたやろ。それでもめてる思ってた」

「おばあちゃんが言うてた」

「そやから、お母ちゃんの作品が売れて、お金が入ってきたら、戻ってくる。思うてたんや。単純やな」

「子供やったし」

「さっき、お母ちゃんのことようわかってること言うてた」

「なあ、お父ちゃんお母ちゃんのこと今でも・・・ちゃうか」

「陶芸もな。今は、やってへん言うてた、なんでやろ」　　「あっ！　信作叔父さん。呼ぼ。百合子おばちゃんにも」

「三人でご飯なんて気まずいやんか」

喜美子「気まずいことないで」

武志　「気まずいやろ。俺かていろいろ考えてしまうし」　「そんなん。あかんわ」

「電話しよ」　「来てくれるかな」

喜美子　「お父ちゃん呼んでくるから。みんなで楽しくご飯食べようや」

喜美子は工房へ八郎を呼びに行く。

喜美子　八郎との気まずい雰囲気をやめようと言う

工房へ行くと、いきなり八郎に「お、喜美子呼んで」と言い出す。八郎は突然のことに戸惑う。喜美子は「普通になろう」と言い続ける。そして、「手を触っても、こんなことしてもなんとも無い」と言いながら、八郎をハグする。すると、喜美子は突然八郎を意識してしまう。

きみちゃんの決心、私は立派だと思います…！#スカーレット pic.twitter.com/C8LPBK0XmL

— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) 2020年2月20日

喜美子「おう」と八郎に言う。

喜美子「おう。八さん呼んでええ？」　「喜美子　呼んで」

八郎　「えっ？」

喜美子　「喜美子呼べ」「普通に行こうや。八さん、喜美子。普通に行こう」

八郎　　「何やねん。いきなり」

喜美子　「せやからな」　「ここ」

「ここ。重苦しい」「よどんでる感じあるやん」

「よどんでるいうか。重々しい」

「ちゃうか？　　ちゃうな。　これなんて言う？」

八郎　「意識。意識しおうてる？」

喜美子　「そや。うちのこと意識してる？」

八郎　「してへんがおかしいやろ」

喜美子「うちもしてる。ほな、なくせ」

八郎「ちょっと。待ってえや」「なにをそんなに・・・」「怒ってはるんですか？」

喜美子「堅苦しいのやめようや」

喜美子　「もう何年も前のことやで。いつまでも引きずる年でもないやん。周りに気つかわせてやで」
「武志かてそうやで。気まずいんちゃうんかって聞いてきよった」　「そやから、普通にしよ」

八郎　「ほな、普通ってどういうの言うん」

喜美子「八さん、喜美子や。八さんはそっからやろ。言うてみ。喜美子」

八郎「喜美子」

喜美子「ちゃうな。なんもないねん。サッパリとな。お互いサバサバといこうや」

「うちできるで」

そう言って、喜美子は八郎の手を握り、ハグをする。

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