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エール第16話の見逃し配信動画の無料視聴方法やあらすじを紹介します!
志津の件から、1年後、裕一は、鉄男から国際作曲コンクールに応募してみろと言われる。
川俣銀行の行員たちも、それを後押ししてくれる。
けれど、音楽から離れていたブランクのせいか、裕一は作曲に身が入らない。
一方、豊橋では、音は歌手になるべく洋行帰りの「ミュージックティーチャー」先生こと、
御手洗清太郎の教室に通い始めた。
裕一は、ワイシャツ姿のまま、寝床で志津とのことを回想していた。
(回想)
裕一「き…君のことが…好きです」
志津「フフフ…」
「アハハハ…!」
裕一「えっ?」
志津「アハハ!」
「近づいて ほれさせて ここぞっていう時に『バ~カ』ってやってやろうと思ってね」
「じゃあね~お坊ちゃま」
「大人になるのよ」
(回想おわり)
裕一が職場で机に向かって仕事をしている。
●川俣銀行・職場
松坂「振られたのに 変わりないですね」
「さすが未来の頭取だわ」
昌子「君 バカなの?」
松坂「えっ?」
鈴木「どう見たって変だべ」
「朝からず~っと仕事してんだぞ」
松坂「あっ そうですね」
「変だ! 確かに変だわ」
落合「今はそっとしといてやっぺ」
「男の傷を癒やすのは時間しかねえ」
鈴木「どのくらいの時間が必要ですか?」
落合「1年だな」
鈴木「1年も!?」
鈴木「ただ 女に振られただけですよ?」
昌子「私なんて 離婚した1か月後に恋に落ちましたよ」
松坂「その結果 離婚3回」
昌子「うるさい!」
松坂「ああっ!」
裕一が自分を見ている4人に気が付き、振り向く。
4人「アハハハ…」
落合「ありゃ ただ女に振られただけじゃねえ」
「静か~に見守ってやっぺ」
鈴木「男になんのに必要な時間ね」
落合「うん」
タイトルロール
画面表示 1年後
茂兵衛と部下の立川が出てきた。
●九十九貿易株式会社前
茂兵衛「とりあえず うちは安心だな」
立川「この不景気はいつまで続くんでしょうか?」
茂兵衛「戦後の不況 震災と続いた」
「これ以上悪いことはねえだろう」
立川「…だといんのですが」
茂兵衛「うなぎでも食ってくか?」
立川「えっ?」
茂兵衛「この辺りの名物だろう」
立川「は…はい」
立川「あの~」
茂兵衛「何だ?」
立川「頭取」
「最近 何かおありでしたか?」
茂兵衛「何が?」
立川「失礼ながら ご機嫌がよろしいかと」
茂兵衛「裕一が心 入れ替えた」
「仕事に身を入れてるそうだ」
(回想)
松坂が電話で茂兵衛に裕一のことを話している。
松坂「熱心に仕事されてて…」
「はい…」
<ナレーション>
松坂が逐一 茂兵衛に報告していたのでした。
松坂「私 裕一さんに大変信頼されております」
「先輩の松坂と申します」
(回想おわり)
茂兵衛「やっとだ」
「これで一人前になれば 養子としてみんなに紹介できる」
落合、鈴木、昌子、松坂の4人が裕一の部屋の窓から
部屋で寝転んでいる裕一の様子を見ていた。
●川俣銀行・裕一の部屋
昌子「1年です」
鈴木「1年」
落合「時は万能でなかった」
鈴木「僕に考えがあります」
鈴木は裕一の部屋で、裕一と酒を飲んでいる。
(裕一に酒を勧める鈴木)
鈴木「はいはいはい…」
「ほ~れ…おっ」 「おおっ」
鈴木「はい! ではかんぱ~い!」
「んっ」
「古山君も飲んで 古山君も」
「ほらグッと」 「グッと。グ~ッと!」
「そうそう!」
鈴木「おっ おっ…」 「いいね~!」
「ええ?」 「ヘヘッ」
裕一は鈴木が茶碗についだ酒を飲み干す。
鈴木「うわ~い いい飲みっぷりだ!」
「うんうん」
裕一が酔っぱらって、踊りだした。
鈴木「アッハッハッハ! いよっ」
「よいしょ! よいしょ!」
落合、昌子、松坂の3人はその様子を見ていた。
松坂「楽しそうですね~」
昌子「失敗ですね」
落合「完全にな」
「総員撤退」
昌子「うん」
裕一と鈴木は部屋で騒いでいた。
鈴木「よいしょ!」
「よいよい よいよい!」
●川俣銀行・職場
松坂「昨日のことは覚えてなさそうですね」
鈴木「寝たあと 全ての証拠は隠滅したからな」
昌子「お酒作戦はいい考えだと思ったけど…」
鈴木「だべ?」
落合「失敗は失敗だ」
「彼を元気づける作戦 ほかにあっか?」
昌子「恋も駄目 酒も駄目」
昌子「はあ~駄目だわ」
「私 それ以外のこと考えたことないんだわ」
松坂「ああ…昌子さん」 「しっかり」
落合「彼が好きなものは何だ?」
鈴木「音楽ですよね」
落合「それだ!」
「誰か 楽器できっか?」
全力で酔っ払う、裕一と鈴木のメイキング動画をお届けします💫#朝ドラエール#窪田正孝#松尾諭 pic.twitter.com/S9F2NnyOth
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) 2020年4月20日
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エール第16話の動画配信を見る方法
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エール第16話の見どころ・感想
古山裕一のモデルとなった古関裕而とはどんな人?
ミュージカル俳優が大勢出演!
川俣銀行のメンバーが、裕一を励ますためにハーモニカで盛り上げました🎼
松坂役の望月さんは、ハーモニカを吹くのははじめてだったそうです。
初心者とは思えない腕前に、ハーモニカ指導の大竹先生も驚いていました😳#朝ドラエール#窪田正孝#相島一之#松尾諭#堀内敬子#望月歩 pic.twitter.com/u7RaZdKf4x— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) 2020年4月20日
鉄男 音楽記事を依頼される
●福島日民新聞・編集部
鉄男が机に向かって仕事をしている。
編集長が呼んだ。
編集長「おい テツ~!」
鉄男「はい!」
編集長「双浦環 知ってっか?」
鉄男「はい?」
「いえ」
編集長「バ~カ」
編集長「世界的なオペラ歌手だ」 「おまけに美人だ」
「今度 福島でコンサートやるみてえだから」
「おめえ 記事書け」
鉄男「えっ!?」
「いいんですか?」
編集長「食いもんの記事も飽きたろ」
「予習しとけ」
編集調は鉄男に音楽雑誌を渡した。
鉄男「ありがとうございます」
編集長「うん」
(雑誌「世界音楽」を見ながら)
鉄男「『魔力』…」 「へえ~」
鉄男は、雑誌に書かれていた国際作曲投稿募集の広告を見つける。
●川俣銀行・職場
松坂「ご用件をお伺います」
鉄男「あっ…」
「あいつに」
松坂「古山君」
「お客さん」
●川俣銀行・裕一の部屋
鉄男は裕一に音楽雑誌を渡す。
鉄男「これ 見てくれ」
鉄男「音楽を避けてえ おめえの気持ちは理解できる」
「でも…このページだけ見てくれ」
「国際作曲コンクールの募集だ」
「ほら」
「お前が好きなストラヴィンスキーが審査員だぞ」
「なっ?」
「挑戦すんのはタダなんだからやってみろ」
裕一は雑誌をパラパラとめくるが、机に置いた。
鉄男「俺 やっとちゃんとした記事を任された」
「双浦環って歌手の福島公演の記事だ」
「インタビューもあんだ」
「これから行ってくる」
鉄男「もしよかったら おめえも行かねえか?」
「関係者ってことで入れっかもしれね」
鉄男「お前…このままじゃ駄目になっぞ」
「無理にとは言わねえ。気が向いたらでいい」
鉄男「俺は諦めねえから」
「また来る」
(回想)
鉄男「何で音楽やめた?」
「俺が『弟 食わせるために働かなきゃなんねえ 詩なんか書いてらんねえ』って言ったら」
「お前 言ったよな?」
子どもの頃の裕一「しがみつけば必ず道は開ぐって」
「大将 詩人になれるよ!」
鉄男「あれ…うそか?」
裕一はハーモニカを眺めていた。
鉄男「俺が詩を書き お前が曲を作る」
「その歌がレコードになり みんなが聴く」
「そんな夢を描いてたけど…」
「それもまた夢だな」
(回想おわり)
裕一 国際作曲コンクールに応募する気持ちになる
●川俣銀行・職場
松坂がハーモニカを吹いている。
音色につられ、裕一は自分の部屋から銀行へ出ていく。
松坂「僕ら 古山君のこと 元気づけたくて…」
「もともとそんなに元気じゃねえけど」
「今の君は君じゃない」
松坂「君と音楽の間に何があったのか分かんねけど」
「好きなんだろ? 音楽」
落合「お友達からもお願いされた」
鈴木「国際作曲コンクール 応募してみたら?」
昌子「いつまでも ウジウジしてたら」
「あの志津っていう いけすかねえ女の思うつぼだよ」
行員4人がポーズをとる。
裕一が笑った。
落合「おっ 笑ったぞ!」
「1年ぶりに笑った!」
鈴木「アハハ よかった!」
「心配したんだぞ 本当に!」
松坂「あっ 昌子さん 泣いてる」
昌子「だって だって…」
落合「ほれ。古山君」
「古山君の仕事は俺たちがやっから」
「挑戦してみ?」
鈴木「古山君ならできる!」
昌子「いがった…」
「本当に…」
落合「古山君」
「女性の涙 高えど」
鈴木「ほら でも昌子さんのだから」
落合「あっ そうだな」
「アハハ」
「失敬 失敬」
昌子「失敬って何ですか?」
落合「あ~いや」
「別に あの…」
●川俣銀行・裕一の部屋
<ナレーション>
こうして裕一は 再び作曲することにしたのです。
五線紙に向かう裕一。
ひらめかない様子で、音楽雑誌の双浦環の記事を見る。
裕一「きれいだ~」
<ナレーション>
音楽から離れたブランクは長すぎました。
音 歌のレッスン
●御手洗の声楽教室
音がピアノの横で歌のレッスンを受けていた。
(歌声)
<ナレーション>
一方 豊橋に住む音は歌手になる夢をかなえるため 海外から帰国した歌の先生を訪ねていました。
(拍手)
音が歌い終わった
御手洗「マーベラス!」
「ファンタスティック!」
「あなたね 見込みがあるわ」
「私の教室に通いなさい」
「一流の歌い手にしてあげる」
音「先生!」
御手洗「『先生』はやめて」
「堅苦しいのは嫌いなの」
「私とあなたはフレンズよ」
音はため口になる。
音「御手洗さあ…」
御手洗「シャラップ!」
「敬語は使いなさいよ」
音「さっき フレンズだって…」
御手洗「『親しき中にも礼儀あり』よ」
音「呼び方は先生が決めて…」
御手洗「だから『先生』はやめて!」
音「そんなに?」
「何か昔 あったんですか?」
御手洗「あったの…」
「ただ 長くなるから おいおいね」
「そうね…」
「ミュージックティーチャーと呼びなさい」
音「ミュージックティーチャー?」
御手洗「違う」
御手洗「こう『ティー』分かる?」
「ティ…」
音「ティ…」
御手洗「ティ…」
音「ティ…」
御手洗「ティ…」
音「ティ…」
御手洗「ティ…。そう!」
「あなた センスいいわ」
「将来 楽しみ」
音「あの 先生…」
御手洗「だから『先生』はやめなさいって!」
音「ミュージックティーチャー」
「時間もったいないんで お稽古お願いします」
御手洗「そうね」
「取り乱して恥ずかしいわ」
「ではまず今日は 歌いだしのレッスンよ」
音「はい!」
●関内家
音「ただいま~」
<ナレーション>
そんなある日のこと…。
吟「音 遅いじゃん!」
「こっち来て」
「ほら早く」
音「何?」
吟「はいはい…」
「はい 座って」
「お願い。見合いして!」
音は見合い写真を見て。
音「これと!?」
大人になった音が登場しました🌟
御手洗”ミュージックティーチャー”と一緒にレッスン室にて📷✨#朝ドラエール#二階堂ふみ#古川雄大 pic.twitter.com/df7ui1A9vz
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) 2020年4月19日
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