2020年前期のNHK朝の連続テレビ小説「エール」に俳優の窪田正孝さんが主演として登場することが発表されました。
連続テレビ小説の102作目となる朝ドラ「エール」は昭和が舞台
全国高等学校野球選手権大会でおなじみの「栄冠は君に輝く」
阪神タイガースの応援歌「大阪(阪神)タイガースの歌」通称「六甲おろし」
読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」などを作曲した
小関裕而が主人公。
俳優・窪田正孝さんは小関裕而をモデルにした主人公・古山裕一を演じられます。
そして主人公・古山裕一の妻・関内音を演じるのは女優の二階堂ふみさん。
どちらも大変人気のある役者さんですので、来年の朝ドラが待ち遠しいですね。
ですが、
朝ドラなのに男性が主演なの?
と感じた人も多いのではないでしょうか。
実は連続テレビ小説で男性が主演を務めるのは珍しく、歴代の朝ドラの中でも「エール」を含めると男性が主演を務めたのは102作品中11作品だけなのです。
2014年に放送された「マッサン」以来の男性が主演の朝ドラですので、注目が集まりそうですね。
そこで今回は、男性が主演を務めた歴代の朝ドラを紹介します!
「エール」の放送を前に、男性が主演を務めた朝ドラを見てみませんか?
2020年春スタート朝ドラ『エール』ヒロインは二階堂ふみ 主演の窪田正孝の妻役https://t.co/8OgfY3YYfg
💐昨日知ったという二階堂は「嘘なんじゃないかな」と冗談交じり。窪田と互いに深々とおじぎし、協力と誓うと「結婚式みたい」と苦笑いしていた。#二階堂ふみ #窪田正孝 #エール #NHK #朝ドラ pic.twitter.com/jxHRA9rNbG
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2019年6月3日
- 男性が主演を務めた朝ドラを時系列にご紹介!
- まとめ:男性が主人公の朝ドラ、過去の歴代作品一覧。窪田正孝エールは何作目?
男性が主演を務めた朝ドラを時系列にご紹介!
男性が主演を務めた朝ドラを時系列にご紹介いたします!
1:昭和36年(1961年)に放送された「娘と私」
主演を演じられたのは俳優の北沢彪さんです。
主人公は「私」と特定の名前を持たない唯一の朝ドラとされています。
あらすじ
主人公「私」は演劇を学ぶために留学したパリでエレーヌと結婚します。日本に帰国し2人の間に誕生した娘は麻里と名付けられました。
3人の生活が始まりますが妻・エレーヌが死去。
主人公「私」は麻里との2人の生活を送りますが、千鶴子と再婚します。その後戦中・戦後を経た麻里は鍋島と結婚するのでした。
娘の成長を見守る父「私」の物語です。
2:昭和38年(1963年)に放送された「あかつき」
主演を演じられたのは俳優の佐分利信さんです。
あらすじ
大学教授であった主人公・佐田正之助は教授を辞めると画家に転身します。
画業に打ち込み始めた佐田正之助とそれを支える妻・敏子、そして子供たち。日本の家族の生活が描かれています。
原作者である武者小路実篤もゲストとして登場しているので、武者小路実篤ファンの方は必見の作品となっています。
3:昭和40年(1965年)に放送された「たまゆら」
主人公を演じるのは俳優の笠智衆さんです。
川端康成が初めてテレビのために書き下ろした作品となっています。
あらすじ
主人公・直木良彦は会社を退職後、第二の人生の門出に「古事記」を手に取り宮崎・日向地方へと向かいます。
退職後、旅に出た直木良彦の心の変化や、家族との関係の変化などが描かれています。
川端康成も特別出演しているので、川端康成ファンの方は必見です。
4:昭和42年(1967年)に放送された「旅路」
主演を務めたのは俳優の横内正さん。
この作品は朝ドラ最後の白黒放送となっています。
あらすじ
舞台は大正、昭和時代の北海道、東京、大阪、京都、三重。
旧国鉄に務めた主人公・室伏雄一郎とその妻・有里の夫婦愛が描かれています。
「おしん」に次ぐ歴代2位の最高視聴率(56.9%)を誇る朝ドラです。
5:昭和59年(1984年)に放送された「ロマンス」
主演を務めたのは俳優の榎木孝明さん。
「旅路」以降久しぶりの男性主人公作品となっています。
あらすじ
北海道出身の主人公・加治山平七が活動写真に魅了され、仲間とともに映画製作に励みます。
後に映画監督となった加治山平七。映像文化に情熱を注ぐ青年たちの姿が描かれた作品です。
6:昭和59年(1984年)に放送された「心はいつもラムネ色」
前作「ロマンス」に次ぐ男性主人公となったこの作品は、俳優の新藤栄作さんが主演を務められました。
主人公・文平のモデルは大阪の漫才作家の秋田實とされています。
あらすじ
幼いころから人の笑顔を見ることが好きだった主人公・文平。
大学卒業後、漫才を鑑賞した文平は笑いの世界にのめりこむようになります。
主人公・文平を通して笑いの昭和史をみることができる作品です。
7:昭和60年(1985年)に放送された「いちばん太鼓」
俳優の岡野進一郎さんが主演を務めた朝ドラです。
あらすじ
舞台は昭和40年の九州と大阪。
大衆演劇の一座で誕生した主人公・沢井銀平は8歳になったある日、自身の出生の秘密を知ることなります。
実母を探す銀平でしたが、悲しい結末が待ち受けていました。
父・徳治と劇団を巡る葛藤、厳しい修行といった様々な困難に立ち向かう銀平の姿が描かれた作品です。
8:平成2年(1990年)に放送された「凛凛と」
俳優の田中実さんが主人公を務められました。
テレビジョンを開発した川原田政太郎がモデルとなっています。
「いちばん太鼓」5年ぶりの男性主人公作品です。
あらすじ
大正時代に富山県魚津市から上京した主人公・畠山幸吉。
大学の理工学部に進んだ幸吉はイギリスへと留学しテレビの開発に力を注ぎます。
工学者・川原田政太郎の生涯が描かれた作品です。
9:平成7年(1995年)に放送された「走らんか!」
俳優の三国一夫さんが主演を務められました。
あらすじ
博多の人形師の家に生まれた主人公・前田汐。
高校生の汐は家業である人形師の仕事を継ぎたくないと言い、プロのバンドマンを目指し仲間とともに音楽の練習に励みます。
ヒロイン・美樹や幼馴染の麻里との三角関係や就職と夢などに悩みながらも成長していく汐の姿が描かれた作品です。
10:平成26年(2014年)に放送された「マッサン」
俳優の玉山鉄二さんが主人公となった物語です。
「走らんか!」以来、19年ぶりの男性主人公作品となっています。
2014年に放送された朝ドラですので覚えているという方も多いかと思います。
玉山鉄二さん演じる主人公・亀山政春はニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝がモデルとされています。
そして竹鶴政孝の妻・リタがモデルとなったエリーを演じたのは現在放送中の大河ドラマ「いだてん」にも登場されている女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんです。
ヒロインを外国人俳優が演じたのはこの作品が初めてとなっています。
By 663highland – 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, Link
あらすじ
大正時代、マッサンこと亀山政春はウイスキー作りに情熱を注いでいました。
研究のために訪れたスコットランドでシャーロット・ケイト・フォックスさん演じるエリーと恋に落ち、政春は国際結婚します。
政春と結婚した妻・エリーは日本での生活に戸惑いながらも政春をけなげに支え続けました。
夫婦愛、ライバル・鴨居欣次郎との関係、度重なる事業の失敗、戦争、数々の困難に立ち向かう亀山夫婦の姿が描かれた作品です。
男性主人公作品を振り返るにあたって、1番見やすいのは「マッサン」かもしれません。
まとめ:男性が主人公の朝ドラ、過去の歴代作品一覧。窪田正孝エールは何作目?
2020年放送予定の「エール」は男性が主演を務める朝ドラです。
11作目でしたね。
「マッサン」以来、6年ぶりの男性主人公作品ですので、注目が集まりそうですね!
「エール」の放送前に歴代の男性主人公作品をチェックしてみてはいかがでしょうか?
おすすめは2014年に放送された玉山鉄二さん主演の「マッサン」です。ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝がモデルですので、見やすい作品となっていますよ!
以上「男性が主人公の朝ドラ歴代作品をご紹介!」でした。
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