エール第25話の無料動画と見逃し放送配信情報!  裕一・音 豊橋での演奏会

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豊橋のホールでの演奏会当日、音は、前日の練習のし過ぎで高音が出なくなった。

裕一は音を励まし、盛況の演奏会。

梅が作詞し、裕一が作曲した「晩秋の頃」を音が熱唱した。

「暮れゆく 暮れゆく 夕焼けの空」
「あかねや 金色 落ち葉の道」
「はるけき旅は いつかみた雲」
「こえたなら 会えるだろうか」
「過ぎし日はせつな 懐かしき小道」
「やさし面影 こころに灯して」

そして、故:志村けんさんが小山田耕三役で登場。

「志村けんさんは3月にお亡くなりになりました 謹んで哀悼の意を表します」
追悼テロップとキャストクレジット「小山田耕三 志村けん」

●豊橋・演奏会の楽屋裏

裕一が楽屋の控室にやってくる。

音は楽屋の控室から廊下に出てくる。

裕一「人 いっぱいだった」
  「緊張してんの?」

音「それもあるけど…」

裕一「こ…声が変だ」

音「気合い入れて練習し過ぎた」

裕一「えっ?」

音「止められとったのに」

(回想)

御手洗「休ませることも大事よ」
   「パティキュラリー」
   「あなた 頑張り過ぎるから」

(回想おわり)

裕一「喉にいいもん持ってくっから」

音「待って」

裕一「うん?」

音「私…自分では度胸あると思っとったけど」
 「違うみたい」
 
音「見て…」

音は震えている両手を裕一に見せた。

裕一「僕も一緒だ」
  「大丈夫だから」
  「待ってて」

吟がやってくる。

吟「裕一さん 何か今日はかっこいいね」

音「いつもかっこいいから」

廊下で鶴亀が関係者と話をしている。

鶴亀「いや~全公演 売れ切れです」
  「こんなことなら まっとやるべきだった」

会場関係者「あっ そうですよね~」

裕一が通りかかる。

鶴亀「古山さん…」
  「ほい 古山さん」

裕一「今 急いでるんで」。

鶴亀「なあなあ 追加公演やりゃあせんか?」

裕一「福島 帰んなきゃいけないんで」

鶴亀「なあ どうかや?」

●豊橋・演奏会の楽屋

裕一「これ…喉にいいから」

裕一は、生のねぎの束を持ってきた。

音「生はきつい」

タイトルロール

●豊橋・演奏会の客席

吟が楽屋から客席にやってきた。

吟「音 喉の調子 悪いんだって」

光子「えっ?」
  
光子「もう~ あの子」
  「とことんやるから先生がちゃんと言ってくれんと」

御手洗「私は言ったわよ」

光子、吟、梅の数列後ろに御手洗が座っていた。

場内アナウンス

「間もなく開演です。ご着席下さい」

「いびき」の演奏

●豊橋・演奏会の楽屋

鶴亀が音の出番を知らせに来る。

鶴亀「音さん 出番ですよ」

音は緊張の足取りで舞台袖へ向かう。

●豊橋・演奏会

「いびき」の演奏が終わった。

<客席>]

(拍手)

光子「いよいよね」

音が舞台に出てくる。

(拍手)

吟「音 頑張れ!」

<舞台上>

裕一「準備いい?」

演奏が始まり、音は歌い始めた。

音「暮れゆく 暮れゆく」

(回想)

音「梅…ありがとう」
 「最高だよ」

梅「まっ このくらい軽いわ」

音「嘘。裕一さんから聞いたよ」
 「相談。 受けたって」

梅「あいつ」

音「私 歌う」
 「お母さん お姉ちゃん 梅… お父さん 家族のために最高の歌 歌う」

(回想おわり)

音「いつかみた…」

舞台上で、音は歌うのを止め、後ろを向いた。

裕一は音のところに行く。

裕一「どうしたの?」

音「歌えないの…」
 
音「このままじゃ高い音が出ない」

裕一は客席に向かって。

裕一「あっ 皆さん あの…少々お待ち下さい」

(ざわめき)

裕一「音さん 歌おう」
  「声が出なくたっていい」 
  「かすれたっていい」
  「音楽は心だ」
  「心から思い乗せて歌えばきっと伝わる」

  
裕一「大丈夫」
  「僕 一緒だから」
  「歌える?」

裕一は客席に向かって。 

裕一「え~彼女は昨日 ちょっと練習し過ぎまして…」

(笑い声)

裕一「声は出ずらくなってますが 私は彼女の歌声が聴きたいです」
  「皆さんはいかがですか?」

御手洗が真っ先に立ち上がって拍手をする。

(拍手)

裕一「え~…」

裕一「この曲は早くに亡くなった彼女のお父さんにささげる曲です」
  「詩は彼女の妹の梅さんが書きました」
  「曲は僕が作りました」

裕一「では…聴いて下さい『晩秋の頃』」

(拍手)

●豊橋・演奏会の打ち上げ

吟「いや~感動した!」
 「私の隣の人 感動して泣いとったわ」

光子「先生は大号泣」
  「何か…少し怖くなるくらい感動しとったわ」

(回想)

御手洗の泣き声

(回想おわり)

音「梅 ありがとう」

梅「すっごくよかった」
 「お姉ちゃん うまいんだね」

音「今更?」
 「プロの音楽家 目指しとるのよ」

光子「フフフ…」
  「裕一さんも立派だったわね」

  
光子「音楽離れると…あんな感じだけど」

光子は、会場の一角で写真撮影の立ち位置でもめている裕一に目を向けた。

裕一「やっぱ 僕 真ん中」
  「駄目です」

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エール第25話の見どころ・感想

古山裕一のモデルとなった古関裕而とはどんな人?

ミュージカル俳優が大勢出演!

前回のお話はこちら

エールNHK公式サイトはこちら

関口家、裕一 皆で海岸に行く

裕一は、部屋で荷造りをしている。

●関内家・玄関

音が玄関に駆け込んでくる。

音「大変 大変!」

吟「何ぃ!?」
 「何があったの?」

音「鶴亀が…鶴亀が」
 「金 持ち逃げした~!」

光子「だから言ったでしょう」
  「いい薬になったわね」

音「悔しい!」
 「警察行く!」
 「それとも自分で捕まえる!」

吟「明日 東京行くのよ!?」

音「だけど あのお金があれば お母さんに迷惑かけずに済むと思っとったのに!」

光子「最初から出すつもりだったから」

音「裕一さん 悔しいよね?」

裕一「えっ?」
  「いや…いや…」
  「音さんと舞台立てたし 音楽仲間にも出会えたし」
  「楽しかったからいいんじゃない?」
  
裕一「ねえ?」
  「うんうん…」

吟「あっ…」
 
吟「ねえ 海 行かない?」
 「明日出てくし お父さんに挨拶しときたい」

音「私 もうお墓でしたよ」

吟「いいじゃん!」
 「行こうよ!」
 
吟「ねっ?」

裕一「行こう!」
  「行きましょう」
  「行こう」

吟「行こう」

音は、お父さんが生んだ?

●豊橋の海岸

吟が海に向かって叫ぶ。

吟「お父さ~ん!」
 「東京でいい人 見つけるからね~!」

(拍手)

光子「じゃあ 音の番」

音「私はこの前 いっぱいお願いしたからいい」

光子「梅」

梅「いい いい…」
 「いい 私は」

光子「てれんで やって」
  「ほら」

梅「必ず 絶対 作家になりま~す!」

光子「う~ん!」

(拍手)

光子「あっ そうだ」
  「音」
  「歌 お父さんに聴かせてあげたら?」

裕一「あ~それ いいです!」

吟「さすが お母さん」

光子「フフッ」
  「どう? 音」

音「うん」

音は歌いだす。

「暮れゆく 暮れゆく 夕焼けの空」

映像は、運送会の音の歌唱場面。

「あかねや 金色 落ち葉の道」
「はるけき旅は いつかみた雲」
「こえたなら 会えるだろうか」

海岸の場面に戻る。

「過ぎし日はせつな 懐かしき小道」
「やさし面影 こころに灯して」

音は海に向かって、頭を下げる。

(拍手)

光子「お父さんもきっと喜んどるわ」

音「裕一さんも何か言って」

裕一「えっ?」
  「僕ですか?」

音「お父さん 裕一さんの言葉 聞きたがってると思う」

裕一「えっ じゃあ…」

裕一「音さんを産んでくれてありがとうございま~す!」

光子、吟、梅、音は顔を見合わせる。

梅「フフフフ…」

光子「えっ?」

裕一「うん?」
  「ど… どうしました?」

光子「産んだのは私」
  「えっ?」
  「あの人はただ おろおろしとっただけ」

裕一「あ~いやいや…違います」
  「あの…広い意味で…」
  
裕一「あの その…」

光子「分かっとる」

(笑い声)

音「お父さんから産まれたのか~」

(笑い声)

<ナレーション>

吟と音は東京へ。裕一は福島に帰りました。

小山田先生(故:志村けん)登場

●コロンブスレコード・執務室

猿渡「先生」
  「こちらの記事 お読みになりましたか?」 

小山田「それがどうした?」

猿渡「経歴 見て下さい」
  「国際作曲コンクールで二等とあります」
  
猿渡「ご存じでしたか?」

<ナレーション>

この男 小山田耕三。日本作曲界の重鎮である。

猿渡「ストラヴィンスキー…」

猿渡「新世代の音楽。先生の後継者がようやく現れた」。
  「大絶賛ですね」
  「よかったですね」
  
猿渡「いつも若い人たちが出てこないと 先生 嘆いてらっしゃったので」

小山田「本物か まがい物か…」
   「楽しみだね」

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