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無料期間 | 31日間 | 14日間 | 14日間 | 54日間 | 54日間 | 54日間 | 54日間 | 54日間 | 入会月 | 4ヶ月 |
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エール第54話の見逃し配信動画の無料視聴方法やあらすじを紹介します!
家を出ていく浩二を追いかける裕一。
何もわかっていない兄に憤りを感じた浩二は、裕一に三郎の体の具合について話します。#朝ドラエール#窪田正孝#佐久本宝 pic.twitter.com/S327O90Ivg
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 10, 2020
音は、裕一の凱旋祝賀会の際、義父、三郎の様子がおかしいことに気づく。
裕一は浩二から、父、三郎が胃がんで、手のほどこしようがない状態であることを聞く。
オープニング・シーケンス
●福島「喜多一」三郎の寝室
裕一の凱旋祝賀会の翌日、三郎は医師の往診を受けていた。
医師の触診で、三郎は痛みを訴える。
三郎「いててて・・いてててて…!」
「ちょっ・・もっと優しく触ってくれよ」
医師「三郎さん 昨日も酒飲んだんだって?」
「駄目だよ」
三郎「酒飲まねえと健康かどうか分かんねえ」
まさ「お父さん」
医師「絶対安静 酒は厳禁」
「いいですね?」
●福島「喜多一」茶の間
まさ、裕一、音の三人は、医師から三郎の状態について、話を聞いていた。
医師「とにかく 今はなるべく体力を温存して無理はさせないようにして下さい」
「食事も消化のいいものを」
まさ「はい」
裕一「あの・・手術はできないんですか?」
医師「難しいです」 「あの状態では手の施しようがありません」
「立って歩いてんのが不思議なくらいなんです」
「気だけでもってるようなもんですから」
医師はまさに言った。
医師「覚悟はしておいて下さい」
まさ「はい」
●福島「喜多一」三郎の寝室
裕一「父さん 入るよ」
三郎「おう 入れ」
「どした? しけた面して」
裕一「もともと こういう顔だよ」
「暇だろうと思ってさ」 「
「何か食べたいもんとかねえの?」
三郎「ハーモニカ」
裕一「うん?」
三郎「久々に聴きてえな」
「おめえが商業学校時代に作った曲 なかなかよかった」
裕一「ごめん。持ってくればよかったね」
三郎「ハッハッハ!」
「大作曲家はハーモニカなくても作曲できっからな」
裕一「いやいや そんなんじゃねえって」
三郎「ハハハ」
●福島「喜多一」三郎の寝室
ひるどき、三郎は寝ている。 裕一も部屋の角でうたたねしていた。
まさ「入りますよ」
「おうどん 出来ました」
三郎「おお・・」
「おっ うまそうだな」
音「裕一さんの分も持ってきたよ」
裕一「ありがとう」
三郎「よ~し 頂きます」
三郎「ああ・・」
まさ「どう? おいしい?」と三郎に聞くと、
音が「私がだし作ったんです」と言った。
三郎「いまひとつだな」と答えた。
「うん・・」
音は裕一の顔を見た。
裕一「えっ?」
裕一もうどんを食べた。
裕一 「また・・」
「い・・あっ おいしいよ。すごくおいしいよ」
まさ「ゆっくりね」
三郎「うん・・」
裕一「食べてるよ ほら」
三郎「いまひとつだな こりゃ」
裕一「何でよ」
浩二は役所の仕事で、養蚕農家に来ていた。
●養蚕農家
浩二「お願いします」
「畠山さんの桑畑を是非 果樹園にして頂けませんか?」
畠山「何べん来たって答えは同じだ」
「ここいらは養蚕業で成り立ってんだ」
「あんたら役所の人間だって お蚕様ってありがたがってたくせに 今更商売替えろだと?」
浩二「でも養蚕業じゃやってけねえって お二人だって、分かってんでしょ?」
「実際 廃業に追い込まれた同業者増えてんです」
畠山の妻「一体 何 育てさせたいの?」
浩二「りんごです」
畠山の妻「りんごなんて もっと寒いとこじゃないと育たないんでねえの?」
浩二「確かに南でりんごを栽培するのは難しいとされてます」
「でもここ福島なら問題ありません」
「むしろ気温差 調べっと 福島の方が適してると言える」
「例えば この地域でりんごを栽培した場合、
りんごの花が咲くのが青森より3週間ぐらい早くなります」
畠山「だからって さっさと時期 終わっちまったら意味ねえべ!」
浩二「いや でも専門家の先生が言うには 福島なら年の暮れまで収穫が可能らしいんです」
「長い時間かけて熟したりんごは
他の地域で作ったりんごよりも甘く栄養価も高くなるって」
畠山の妻「そんなの全部 絵空事でねえの?」
浩二「絵空事かどうかは、やってみねえと分かりません」
「市からの援助も取り付けますから」
畠山「あんた。なして そげな賭けみてえなことやりてえんだ?」
「うまくいかなかったら責任取れんのか?」
浩二「それは・・」
畠山「そだ覚悟のねえやつに 先祖代々受け継いできた土地を使うわけにはいかねえ」
「さっさと帰ってくれ」
浩二「分かりました」
「これ・・」と言って、
浩二は、『福島市果樹栽培振興計画書』を、畠山の前に置いた。
浩二「今日はこれで失礼します」
浩二が歩き始めると、畠山が呼び止めた。
畠山「おう!」
「そういや あんたんとこの兄貴『船頭可愛や』の作曲家なんだって?」
「今度 来っ時は 兄貴のレコードぐらい持ってこ!」
浩二「また来ます」
浩二は喜多一を畳んでから、役場の農業推進係で仕事をしています。
当時、福島ではまだメジャーでなかったリンゴ栽培を勧めるも、長年養蚕業を営む農家に簡単に受け入れてもらえるはずもなく…。#朝ドラエール#佐久本宝#マキタスポーツ pic.twitter.com/qk4NKadXkH
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 11, 2020
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エール第54話の動画配信を見る方法
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エール第54話の見どころ・感想
古山裕一のモデルとなった古関裕而とはどんな人?
ミュージカル俳優が大勢出演!
母 まさの後悔
●福島「喜多一」茶の間
まさがひとりでいたところへ音がお茶をもってはいってくる。
まさが音に言った。
まさ「怖いの・・」
「いつ おとうさんが・・って思ったら すご~く・・怖いの」
まさ「川俣のことで苦労かけてきたからかなとか」
「どうしてもっと早く気付いてあげられなかったのかなって」
「おんなじことばっかし、頭ん中でぐるぐるしてんの」
まさは口を手で押さえて、泣き出す。
●福島「喜多一」裕一の部屋
裕一が華をあやしながら、音に話す。
裕一「父さんのことさ・・何か 僕らにできっことないかな?」
「東京の大きな病院 連れてくとか」
音は洗濯物をたたんでいた。
音「汽車に乗るのは体に障るんじゃない?」
裕一「着くまでの辛抱だよね?」
裕一「こんな田舎の医者じゃなくて もっと腕のいい先生に診てもらえれば、
手術だって できっかもしんない」
「ねっ?」
音「お義母さん 泣いとったの」
「お義父さんの前では一生懸命振る舞っとるけど ずっとつらかったんだと思う」
●福島「喜多一」三郎の寝室
寝ていた三郎が痛みをこらえていた。
三郎「うっ! うう・・ううっ!・・・」
兄さんは家族じゃねぇ
●福島「喜多一」茶の間
音とまさが華をあやしていた。
裕一が入って来た。
裕一「母さん」
まさ「うん?」
裕一「これ・・やっぱ 受け取ってくんないかな?」
裕一は、封筒を卓の上に置いた。
まさ「あなたたちだって これからが大変でしょ?」
「華ちゃんだっているし」
音「私たちの滞在費でもあるので お気にせず」
裕一「母さん 本当に」
まさ「じゃあ・・ありがたく頂きます」
浩二が帰って来た。
浩二「ただいま~」
浩二「また 母さんに擦り寄ってたのか」
まさ「そんな言い方しないの」
「裕一は・・」
浩二「母さんは黙ってて」
「こんなもの要らねえって言ったろ」
浩二はまさの手から封筒を取って、卓の上に置いた。
裕一「いや ほら 今 いろいろ大変だろうしさ」
「父さんのことも僕にできっこと・・」
浩二「兄さんの手助けはいらねえ」
裕一「ねっ・・こ・浩二 浩二 ちょっと・・」
「僕に頼りたくないのは分かんだけどさ
父さんこのままほっといたら本当 大変なことになっから・・」
浩二が裕一の胸ぐらをつかんだ。
浩二「兄さんは何も分かってねえ」
「俺らだって やれっことは全部やってきた」
「金 工面して福島で一番いい先生に診てもらって それでも駄目だったんだ」
「いっつも自分の感情ばっかで動きやがって」
浩二が裕一を突き飛ばした。
浩二「兄さんはな・・もうとっくに家族じゃねえんだよ!」
父、三郎 裕一に承諾してもらいたいこと
三郎が起きて来た。
三郎「騒がしいな おい」
まさ「何でもないから ゆっくり休んでて」
三郎「目 覚めちまったよ」
浩二「いいがら 横になってろよ」
三郎「おい 裕一」
「飲み行くぞ」
まさ「駄目よ!」
裕一「はあ?」
三郎「ぼけっとすんな」
「ほら。ハハッ」
裕一「いやいや 父さん」
浩二「先生に止められてんだろ?」
三郎「大事な話があんだよ!」
「ほれ」
裕一「父さん」
「ちょっと・・ねえ 大丈夫?」
音「裕一さんがついてますから」
●近所の神社
裕一と三郎が本堂の前にやってくる。
裕一「みんな 心配してるよ 父さん」
三郎が賽銭を投げ、拝礼する。
裕一も拝礼した。
裕一「父さん 帰ろう」
三郎「裕一」
「俺はもう駄目だ」
「みんな 必死にごまかしてっけど それぐれえ分かる」
裕一「な・・・何の話?」
三郎「その顔・・・」
「おめえ ちっとも変ってねえな」
三郎は裕一に正対して言った。
三郎「おめえに承諾してもらいてえことがあんだ」
裕一がいなくなってからずっと家のことや三郎の病気のことをたくさん考えてきた浩二。
兄へのいらだちが抑えきれませんでした。#朝ドラエール#窪田正孝#菊池桃子#佐久本宝 pic.twitter.com/ccjyq4h6JB— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 10, 2020
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