2020年前期のNHK朝の連続テレビ小説「エール」に俳優の窪田正孝さんが主演として登場することが発表されました。
歴代の朝ドラ全102作品中11作品しか男性主人公の朝ドラはありません。
男性が主人公となった朝ドラは大変珍しいものです。
一方で、同じくNHKで放送されている大河ドラマのほとんどは男性が主人公となっています。
女性が主人公となった歴代の大河ドラマは全58作品中14作品しかないのです。
少ないと感じる人がいる一方で、意外と多かったと感じる人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、女性が主人公となった歴代大河ドラマをご紹介していきます。
気になる大河ドラマがあればチェックしてみてくださいね!
- 女性が主演を務めた大河ドラマを時系列にご紹介!
- 1:昭和42年(1967年)に放送された「三姉妹」
- 2:昭和54年(1979年)に放送された「草燃える」
- 3:昭和56年(1981年)に放送された「おんな太閤記」
- 4:昭和60年(1985年)に放送された「春の波涛」
- 5:昭和61年(1986年)に放送された「いのち」
- 6:昭和64年(1989年)に放送された「春日局」
- 7:平成6年(1994年)に放送された「花の乱」
- 8:平成14年(2002年)に放送された「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」
- 9:平成18年(2006年)に放送された「功名が辻 」
- 10:平成20年(2008年)に放送された「篤姫」
- 11:平成23年(2011年)に放送された「江~姫たちの戦国」
- 12:平成25年(2013年)に放送された「八重の桜」
- 13:平成27年(2013年)に放送された「花燃ゆ」
- 14:平成29年(2017年)に放送された「おんな城主 直虎」
- まとめ:女性が主役の歴代大河ドラマをご紹介!
女性が主演を務めた大河ドラマを時系列にご紹介!
1:昭和42年(1967年)に放送された「三姉妹」
永井家の三姉妹という架空の三姉妹が主人公となった物語で、女優の岡田茉莉子さん、藤村志保
さん、栗原小巻さんが主演を演じられました。
放送された昭和42年(1967年)がちょうど明治維新100周年にあたる年で、それに合わせ幕末から明治維新の動乱期を生きる三姉妹に焦点を当てた物語がつくられました。
見どころ
幕臣旗本で誕生した三姉妹むら・るい・ゆきが幕末から明治維新の動乱期の約10年間生きる物語となっています。
架空の姉妹であることから、一般人目線で徳川幕府崩壊後の幕末、明治維新をみることができます。
2:昭和54年(1979年)に放送された「草燃える」
・北条政子の御命日
【嘉禄元年7月11日没】
源頼朝=石坂浩二
北条政子=岩下志麻
私の中の永遠のイメージ✨#草燃える pic.twitter.com/mDx0hh7KXo— 弾正 (@naoejou) 2019年7月11日
女優の岩下志麻さん、俳優の石坂浩二さんダブル主演となった作品です。
源頼朝と、その妻で尼将軍と呼ばれた北条政子と呼ばれた2人の歴史人物が主人公となっています。
見どころ
源頼朝と北条政子の出会いから物語は始まり、2人を軸にして源平合戦から承久の乱までが描かれました。
尼将軍と呼ばれた北条政子の勝ち気で情熱的な生き様が見どころとなっています。
3:昭和56年(1981年)に放送された「おんな太閤記」
【TVガイド/あの時あの表紙あの番組(942)】
[81.01.16]池上季実子/佐久間良子/夏目雅子橋田壽賀子/脚本の大河ドラマ『おんな太閤記』〔NHK〕で共演
佐久間は豊臣秀吉〔西田敏行〕の正室・北政所(ねね)役で主演
女性の視点からの戦国時代の描写が印象的@retoro_mode pic.twitter.com/OCpLwUPSAZ— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) 2018年7月19日
豊臣秀吉の妻・ねねの生涯が描かれた作品です。
女優の佐久間良子さんがねねを演じられました。
見どころ
豊臣秀吉の正室であるねねが主人公となった作品で、脚本を務められたのは「渡る世間は鬼ばかり」でおなじみの橋田壽賀子さんです。
女性目線からの戦国時代を楽しむことのできる作品となっており、戦国時代の嫁姑問題、親子関係、夫婦関係などを見ることができます。
戦国時代を詳しく知らない女性におすすめの作品です。
4:昭和60年(1985年)に放送された「春の波涛」
【TVガイド/あの時あの表紙あの番組(1147)】
[85.01.18]松坂慶子大河ドラマ『春の波涛』〔NHK〕で主演
明治~大正の文化・世相を題材に
主人公/川上貞奴とその夫・音二郎(中村雅俊)による
新演劇への情熱を描いた@retoro_mode pic.twitter.com/YxJBhk8zTQ— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) 2018年9月25日
日本初の女優・川上貞奴が主人公となった作品で、女優の松坂慶子さんが主演を務められました。
見どころ
日本初の女優・川上貞奴が主人公となった作品で、明治の文化人である川上音二郎や福澤桃介、伊藤博文や伊藤博文、また平塚雷鳥など幅広いキャラクターが登場します。
一躍世界の名女優となった川上貞奴について知ることができますよ。
5:昭和61年(1986年)に放送された「いのち」
第二次世界大戦後を生きた架空の女医が主人公となった作品で、女優の三田佳子さんが主演を務められました。
見どころ
1人も歴史人物が登場しない異例の大河ドラマとなっており、女医・岩田未希から見た戦後の高度経済成長下の農村、集団就職、オイルショックなどが描かれています。
6:昭和64年(1989年)に放送された「春日局」
7回忌大原麗子主演 NHK大河ドラマ 第27作 『春日局』予約受付中。『乱』から『治』へ。ひとりの女の情念が、人々を動かし国をつくっていった――。 http://t.co/K8yF2fYa9x pic.twitter.com/IGJdgusMno
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明智光秀に仕えた家臣の娘として誕生し、その後大奥を取り締まった春日局が主人公となった作品で、女優の大原麗子さんが主演を務められました。
見どころ
3代将軍・徳川家光の乳母となった春日局が献身的に家光の母代わりになろうとした姿、大奥を厳しく取り締まる姿が描かれています。
職場に口うるさく取り締まるベテラン女性職員のことを「お局様」と呼ばれることがあるかと思います。
1度はこの言葉を耳にした人は多いかもしれませんね。
じつはこの「お局様」という言葉は大河ドラマ「春日局」から生まれた言葉とされています。
7:平成6年(1994年)に放送された「花の乱」
足利義政の正室で悪女と称される日野富子が主人公となった作品で、女優の三田佳子さんが主演を務められました。
見どころ
足利義政の正室・日野富子が主人公となった作品です。
8代将軍・足利義政の妻となった日野富子はその女性ながらに政治の舞台で活躍しました。
10年と長くに続いた応仁の乱は日野富子が引き起こしたとされ、その性格から「悪女」「天下の悪妻」と呼ばれました。
応仁の乱を引き起こした女性・日野富子の生涯を知ることのできる作品となっています。
8:平成14年(2002年)に放送された「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」
1番印象に残ってる戦国大河はやっぱり利家とまつやねー←これで戦国時代が好きになったし覚えたw
未だに前田利家といえば唐沢寿明のイメージやしねw pic.twitter.com/yceNwfPx3z— はやと③ (@superkamen1336) 2016年10月19日
前田利家とその妻であるまつの生涯を描いた作品です。
前田利家を俳優の唐沢寿明さん、まつを女優の松嶋菜々子さんが演じられました。
見どころ
前田利家とその妻であるまつの生涯を描いた作品です。
前田利家とまつ、豊臣秀吉とねね、佐々成政とはる、この3組の夫婦が登場しており「戦国最強のホームドラマ」と評価されています。
織田信長を演じた俳優の反町隆史さんと松嶋菜々子さんは入籍直後の作品であったことから、話題を集めました。
9:平成18年(2006年)に放送された「功名が辻 」
Amazonプライムで大河ドラマ「功名が辻」を見る。だいぶ前の大河は見る前の予想より絶対に面白いが、一気に見るにはちょっと長いのであまり見ない。見たら案の定面白~い。若い頃の上川隆也さんを初めて見た。可愛い。柄本明さんや武田鉄矢さんと並ぶとイケメンに見えること😀 pic.twitter.com/wCWvyXmRnI
— いつまでも若いばーば (@ritti3939) 2019年3月13日
山内一豊とその妻・千代を描いた作品です。
山内一豊を俳優の上川隆也さん、千代を女優の仲間由紀恵さんが演じられました。
見どころ
姉川の戦い、本能寺の変、豊臣秀吉の死などの中で出世を果たした山内一豊を懸命に支える千代の姿が1番の見所です。
主に夫婦の絆に焦点が当てられているため、戦国時代に詳しくない女性の方でも見やすい作品となっています。
10:平成20年(2008年)に放送された「篤姫」
宮崎あおいの2008年大河【篤姫】
女優陣は堀北真希、松坂慶子、稲森いずみ、高畑淳子、若村真由美、中村メイコ、鶴田真由、中島朋子、高橋由美子、安倍麻美、 pic.twitter.com/fNgdT3wH8F— ヘルベルト•フォン•スダヤン (@suda_yan) 2015年1月1日
徳川13代将軍家定の正室・天璋院篤姫の生涯を描いた作品です。
女優の宮崎あおいさんが篤姫を演じられているため、若い女性の方も見やすい作品となっています。
見どころ
徳川13代将軍家定の正室・天璋院篤姫の生涯を描いた作品です。
鎖国状態だった日本が外国の脅威に晒される中、懸命に大奥を守ろうとした篤姫の姿に心打たれること間違いなしです。
幕末を舞台にした歴代の大河ドラマの中で最も高い視聴率を打ち出しました。
大変人気のある作品となっています。
11:平成23年(2011年)に放送された「江~姫たちの戦国」
上野樹里主演と言えば 『上野樹里主演 大河ドラマ 江 姫たちの戦国 ブルーレイ全2巻セット』 #上野樹里、宮沢りえ、水川あさみ、大竹しの https://t.co/CqYtGHBNuz pic.twitter.com/Qq7pnCvMUU
— 芸能怪獣 ニュースカ β (@newsuka) 2019年7月8日
浅井長政と織田信長の妹・市との間に誕生した江姫の生涯が描かれた作品です。
女優の上野樹里さんが江を演じられました。
そのほかにも長女の淀(茶々)を女優の宮沢りえさんが、次女の常高院(初)を水川あさみさんが演じられています。
見どころ
浅井長政とお市の間に誕生した浅井三姉妹(茶々・初・江)は戦に巻き込まれ、両親を失い、その後天下をめぐる豊臣家と徳川家の争いに巻き込まれるといった悲運な運命をたどりました。
浅井三姉妹の三女・江から見た戦国の世が描かれた作品となっています。
12:平成25年(2013年)に放送された「八重の桜」
八重の桜見返してるけど、今までの大河で一番考えさせられるものだったな pic.twitter.com/KgnAzoG0Ih
— ちーぼー (@chikaacoo) 2014年2月5日
新島襄の妻・八重の生涯を描いた作品です。
女優の綾瀬はるかさんが主演を務められました。
見どころ
戊辰戦争で敗北した会津藩の娘として誕生した八重が男装し戦う姿に多くの視聴者が心を打たれました。
オダギリジョーさんや西島秀俊さん、そして2020年放送予定の大河ドラマ「麒麟がくる」で主役を務められる長谷川博己さんなども登場されています。
13:平成27年(2013年)に放送された「花燃ゆ」
NHKホームページ「WONDER!Web」に、チームラボが手掛けた、大河ドラマ「花燃ゆ」タイトルバックの紹介 http://t.co/pVkqqPsE6h pic.twitter.com/8lKpgmXkCG
— チームラボ / teamLab (@teamlab_news) 2015年3月11日
吉田松陰の妹・文の生涯が描かれた作品です。
女優の井上真央さんが主演を務められました。
見どころ
主人公は吉田松陰の妹・文。
久坂玄瑞の妻となった女性でもあります。
幕末から明治に活躍した松下村塾の高杉晋作、伊藤俊輔、桂小五郎、品川弥二郎などともに、激動の時代を生き抜くといった作品となっています。
14:平成29年(2017年)に放送された「おんな城主 直虎」
【新大河「直虎」】“謎の女性”井伊直虎が主人公の理由とは 新たに「男性説」も浮上 https://t.co/LWqQQqVzO4 pic.twitter.com/s7deucfiUD
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年1月8日
女性が主役を演じた大河ドラマの中で最も記憶に新しい作品ではないでしょうか。
『おんな城主 直虎』は後に、徳川家康の側近として活躍を果たすこととなる徳川四天王の1人、井伊直正を育てた遠州井伊谷の女城主・井伊直虎の生涯を描いた作品となっています。
主人公・井伊直虎を女優の柴咲コウさん、井伊直政を俳優の菅田将暉さんが演じられています。
見どころ
女性ながらにして城主となった井伊直虎を知っているという人はあまり多くはないかと思われます。
しかし、この大河ドラマが放送されたのを機にその知名度は高まることとなりました。
マイナーな歴史人物ですが、柴咲コウさんや菅田将暉さん、三浦春馬さんや高橋一生さんなど有名な俳優、女優さんが登場されてるので、見やすい作品となっています。
まとめ:女性が主役の歴代大河ドラマをご紹介!
女性が主役となった歴代の大河ドラマをご紹介いたしました。
来年の大河ドラマ「麒麟が来る」は明智光秀が主人公となった物語です。
日本史で活躍したのは男性ばかりではありません。
「麒麟が来る」を含めた過去10年の大河ドラマを振り返ると、4作品が女性が主役の大河ドラマですので、個人的に2021年は女性主人公の大河ドラマになるのでは?と予想しています。
かつ、戦国時代に活躍した武将・立花宗茂を大河ドラマの主役に!と福岡県柳川市が誘致しているので、2021年の大河ドラマの主人公は立花宗茂の妻・立花誾千代ではないかな~と個人的に予想しています。
この記事を読んで気になる大河ドラマがありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
以上「女性が主役の歴代大河ドラマをご紹介!」でした。
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